最近は、口腔ケアに気を配る飼い主さんが増えてきています。
なので今日は、歯周病と口腔ケアについて書こうと思います。
なので今日は、歯周病と口腔ケアについて書こうと思います。
わんちゃん・ねこちゃんは、人間のように虫歯になることは少ないのですが、
歯肉炎・歯槽膿漏などの歯周病になってしまうことは非常に多いです。
歯肉炎・歯槽膿漏などの歯周病になってしまうことは非常に多いです。
食事の後には、歯垢と呼ばれる、ねとねとした食事の残りかすが
歯の表面に付きます。
歯の表面に付きます。
これを放っておくと、歯垢がガチガチに固まり、『歯石』と呼ばれる状態になります。
わんちゃんの場合、犬歯という いわゆる『キバ』と
奥歯のいちばん大きい歯(第四前臼歯)に付きやすい傾向にあります。
奥歯のいちばん大きい歯(第四前臼歯)に付きやすい傾向にあります。
口の中で細菌が繁殖をすることで、歯茎は炎症を起こし、
ひどい場合は歯根に膿(うみ)がたまってしまうこともあります。
ひどい場合は歯根に膿(うみ)がたまってしまうこともあります。
犬歯に膿が溜まった場合は、鼻から、
第四前臼歯に膿が溜まった場合は、目の下の皮膚に穴が開いて、
膿が出てきてしまうことがあります(根尖膿瘍と呼びます:写真下)。
第四前臼歯に膿が溜まった場合は、目の下の皮膚に穴が開いて、
膿が出てきてしまうことがあります(根尖膿瘍と呼びます:写真下)。
犬歯は見えている部分と同じくらいの長さの歯根部があり、
歯根の先端は、鼻腔と薄い骨一枚のみで隔てられているだけなので、
膿で骨が溶かされてしまうと、鼻から膿が出てきてしまうのです。
歯根の先端は、鼻腔と薄い骨一枚のみで隔てられているだけなので、
膿で骨が溶かされてしまうと、鼻から膿が出てきてしまうのです。
第四前臼歯の場合も、歯根部の先端がちょうど目の下の部分にきているので、
膿が溜まると骨が溶かされて目の下に膿が溜まってきます。
膿が溜まると骨が溶かされて目の下に膿が溜まってきます。
では、予防するためには何が出来るでしょう??
人間のように歯磨きをしていれば、歯周病の進行は食い止められます。
歯石が付く前に、出来れば子犬のうちから、
ブラッシングなどの口腔ケアを始めましょう。
ブラッシングなどの口腔ケアを始めましょう。
現時点で歯石が付着してしまっている場合、
一度歯石を除去してあげなければいけません。
一度歯石を除去してあげなければいけません。
人間のように口を開けて『あ~ん』としてはくれないので、
全身麻酔での処置になります。
全身麻酔での処置になります。
当院でお勧めしているデンタルグッズは、
① ビルバックチュウ:
歯垢を分解する酵素が、ガムの表面に塗ってあるため、
噛むだけでブラッシングと同じ効果が期待できます。
歯垢を分解する酵素が、ガムの表面に塗ってあるため、
噛むだけでブラッシングと同じ効果が期待できます。
口臭が少なくなったと、かなりの評判です。
② ビルバックデンタルキット:
チキン(犬・猫)・モルト(犬・猫)・シーフード(猫)のいろいろな味で
嫌がらずにブラッシングが出来ます。
ガーゼあるいは歯ブラシに付けて使用します。
チキン(犬・猫)・モルト(犬・猫)・シーフード(猫)のいろいろな味で
嫌がらずにブラッシングが出来ます。
ガーゼあるいは歯ブラシに付けて使用します。
③ マキシガード:
口の中に液体を垂らすだけで、口臭予防が期待できます。
理想的にはブラッシングをしたほうが良いです。
ねこちゃんにはオススメです。
口の中に液体を垂らすだけで、口臭予防が期待できます。
理想的にはブラッシングをしたほうが良いです。
ねこちゃんにはオススメです。
付いてしまった歯石を除去するご相談も随時受け付けております。
毎日のケアで、快適な生活を送れるようにしてあげましょう。
参照:犬の病気
ビルバック社HP ビルバックチュウ・ビルバックデンタルキット
共立製薬社HP マキシガード
ビルバック社HP ビルバックチュウ・ビルバックデンタルキット
共立製薬社HP マキシガード
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